
妻の浮気で離婚する場合、揉めやすい問題の一つが財産分与です。
分与するほどの財産がない人は良いのですが、財産を多く保有している人ほど要注意!
福岡・北九州の探偵の経験上、財産分与で失敗しないためには
- 財産分与を減らす交渉手段⇒財産分与請求権を放棄させる、財産分与の減額に納得させる、慰謝料を少しでも多く取る
- 話し合い中のトラブル回避⇒早めに弁護士を味方に付ける、離婚協議書に記載しておく
などに考慮して、慎重に話し合いを進めていくことをおすすめします。
財産分与について正しい知識を学んで、離婚後もトラブルがないような話し合いができるといいですね。
今回は、妻の浮気で離婚した場合に、財産分与で失敗しないコツを紹介しましょう。
財産分与を減らす交渉手段を考える

妻の浮気で離婚することになったとしても、残念ながら財産分与請求権は全ての夫婦に認められます。
つまり、妻の財産分与請求権そのものを、無くしたり奪ったりすることはできないんですね。
そこで財産分与を減らす交渉に出る訳ですが、
- 財産分与請求権を放棄させる
- 財産分与の減額に納得させる
- 慰謝料を少しでも多く取る
などの方法があります。
これらの方法は決して簡単ではないのですが、やってみれば上手くいくかも知れません。
妻の浮気で離婚した場合に財産分与で失敗しないコツの中でも、財産分与を減らす交渉手段をお話します。
財産分与請求権を放棄させる
財産分与で多くの方が考えるのが、「財産分与請求権を放棄させること」です。
財産分与請求権は全ての夫婦に認められるものなので、もちろん強制的に放棄させることはできません。
法的に認められている権利を放棄させるのは難しいのですが、ダメもとで言ってみるのも有りです。
ここで妻が認めさえすれば、財産分与は一切せずに離婚することができます。
財産分与の減額に納得させる
財産分与請求権を放棄させるのが不可能なら、「財産分与の減額に納得させること」です。
さすがに完全に放棄するのがダメでも、減額なら応じてもらえるかも知れません。
ちなみに、減額交渉については、
- 協議離婚⇒財産分与の内容を夫婦で自由に決められる
- 調停離婚、離婚裁判⇒法的な根拠に基づいて財産分与の内容が決まる
と言う違いがあって、協議離婚の方が交渉のチャンスは多いです。
協議離婚の場合はひとまず、妻に減額の話を持ちかけてみましょう。
慰謝料を少しでも多く取る
財産分与で納得できなかった分、「慰謝料を少しでも多く取ること」も試してみる価値はあります。
財産分与と慰謝料は別物ですが、慰謝料を取ることで少しでも妻に渡す財産を減らすことは可能です。
あなたが妻に渡す財産が多い場合は、財産分与と慰謝料を同時に精算することもできますよね。
財産分与から慰謝料分を差し引いて、妻に支払えばいいだけです。
財産分与と慰謝料を同時に精算することで、慰謝料を貰い損ねるリスクを回避できます。
話し合い中のトラブルは極力避ける

妻の浮気で離婚することになった場合、やはり話し合い中のトラブルは避けたいところですね。
福岡・北九州の探偵がおすすめするトラブル回避法は、
- 早めに弁護士を味方に付ける
- 離婚協議書に記載しておく
などの方法です。
これをすれば100%と言う訳ではないのですが、リスクを最小限に抑えることはできます。
妻の浮気で離婚した場合に財産分与で失敗しないコツの中でも、話し合いのトラブル回避法をお話します。
早めに弁護士を味方に付ける
財産分与の話し合いでトラブルを回避するには、「早めに弁護士を味方に付けること」がポイントです。
夫婦だけで話し合いを進めようとすると、
- 法律知識のない者同士で話し合いが進まない
- 第三者がいないことでお互い言いたい放題になる
などで、話がまとまらない可能性も出てきます。
危険を感じた時は早い段階で、法律の専門家を味方に付けるのが安心です。
離婚協議書に記載しておく
財産分与の話し合いでトラブルを回避するには、「離婚協議書に記載しておくこと」も大切です。
話し合いをした証拠が残っていなければ、それをいいことに言うことが変えられる可能性があります。
ただでさえややこしい話なのに、「言った」「言っていない」の水掛け論は無しにしたいものですね。
離婚協議書に話し合いの内容を記載しておけば、話し合いの証拠は残しておくことができます。
最大限の対策として、話し合いの様子をICレコーダーに残しておくのも良いかも知れませんね。
探偵の結果報告書が慰謝料請求で役立つことが!

妻に慰謝料を請求する場合、妻の浮気の証拠を押さえる必要があります。
浮気している側は警戒して行動するので、決定的な証拠が見つからず困っている方もいるのでは?
こんな方におすすめなのが、福岡・北九州の探偵に浮気調査を依頼することです。
探偵が調査後に作成する結果報告書は、法的に有効な証拠として活用できます。
慰謝料請求の他に離婚裁判など、法的な場での不貞行為の証拠として活用している方が多いです。
まとめ

妻の浮気で離婚した場合に、財産分与で失敗しないコツをまとめてみました。
- 財産分与を減らす交渉手段⇒財産分与請求権を放棄させる、財産分与の減額に納得させる、慰謝料を少しでも多く取る
- 話し合い中のトラブル回避⇒早めに弁護士を味方に付ける、離婚協議書に記載しておく
お金のことが絡んでいると冷静さを失いそうですが、ここは冷静に話し合いを進めていくことが大切です。
状況に合った確実な方法を選択して、財産分与の減額を目指しましょう。
話し合い中のトラブルが心配な場合は、早めに専門家の力を借りる選択も考えた方が良いかも知れません。
慰謝料請求で法的に有効な証拠が必要な場合は、福岡・北九州の探偵に相談するのがおすすめです。