パートナーが浮気している事実は把握しているものの、浮気相手について分かっているのは顔やSNSのアカウントだけ。このような状況で、「相手の身元が分からなくても慰謝料請求はできるのか」と悩む方は少なくありません。
浮気相手へ慰謝料を請求するためには、不貞行為を示す証拠に加えて、請求する相手を特定するための情報が必要になります。
証拠を撮影できたとしても、相手の氏名や住所が分からなければ、その後の手続きを進めることが難しくなる場合があります。そのため、浮気調査では不貞の事実だけでなく、浮気相手の身元確認まで見据えて調査計画を立てることが重要です。
顔写真だけでは慰謝料請求が進まないことがある
誰に請求するのかを特定する必要がある
浮気相手の顔がはっきり写った写真があれば、証拠として十分だと思われるかもしれません。しかし、写真だけでは相手の正式な氏名や住所までは分かりません。
慰謝料請求を行う際には、書面を送付したり、必要に応じて法的手続きを進めたりするために、相手を特定できる情報が必要になります。
浮気相手がパートナーの同僚であれば、勤務先や名前が分かることもあります。一方、マッチングアプリやSNSを通じて知り合った相手の場合、ニックネームやアカウント名しか分からないケースも珍しくありません。
相手が本名を伝えているとは限らず、SNSに表示されている勤務先や居住地が正しいとも限らないため、画面上の情報だけで判断するのは危険です。

不貞の証拠と身元確認は別の調査
ホテルの出入りを撮影しただけでは終わらない
浮気調査では、対象者と浮気相手がラブホテルなどへ出入りする状況を撮影することが重要です。しかし、決定的な場面を撮影できても、相手の身元が判明していなければ、慰謝料請求の準備が完了したとはいえません。
浮気相手がホテルを出た後、どの車に乗ったのか、どの方向へ移動したのか、どの建物へ帰ったのかなどを継続して確認する必要が生じる場合があります。
証拠撮影だけを目的として調査を終了すると、後から相手の身元確認が必要になり、改めて調査を行わなければならない可能性があります。
そのため、相談時には「浮気の事実を確認したい」のか、「慰謝料請求まで考えている」のかを探偵へ伝えることが大切です。目的によって、撮影すべき場面や調査終了の判断が変わります。
車のナンバーやSNSから特定できるとは限らない
自分で調べる行為には限界とリスクがある
浮気相手が使用している車のナンバーが分かれば、すぐに所有者の氏名や住所を調べられると思われることがあります。しかし、一個人がナンバーだけを基に自由に所有者情報を取得できるわけではありません。
また、SNSの写真や投稿から勤務先や自宅を特定しようとすると、誤った人物を浮気相手だと判断してしまう危険があります。
浮気相手と思われる人物へ突然連絡したり、自宅や勤務先を訪問したりすると、トラブルに発展する可能性もあります。相手を問い詰めたことでパートナーに調査が発覚し、証拠を隠されるケースも考えられます。
身元を確認する際には、適法な方法で客観的な情報を積み重ねることが重要です。

浮気相手が既婚者だと知らなかった場合
身元だけでなく認識や交際状況も争点になり得る
浮気相手への慰謝料請求を考える場合、相手がパートナーを既婚者だと認識していたかどうかが問題になることがあります。
パートナーが独身だと偽っていた場合、浮気相手から「結婚しているとは知らなかった」と反論される可能性があります。
そのため、単に氏名や住所を特定するだけでなく、交際期間や連絡状況、二人がどのような関係だったのかを整理することも重要です。
実際に慰謝料請求が可能かどうかは、個別の事情によって判断が変わるため、証拠と身元情報を整理したうえで弁護士へ相談することが現実的です。
調査の目的を最初に決めておく
浮気調査を依頼する際には、証拠を撮影した後に何をしたいのかを明確にしておく必要があります。
事実確認だけが目的なのか、夫婦関係を修復したいのか、離婚や慰謝料請求を考えているのかによって、必要な調査内容は異なります。
慰謝料請求まで検討している場合は、不貞の証拠だけでなく、浮気相手の特定に必要な情報も確保しなければなりません。
「顔は分かるが名前が分からない」「SNSのアカウントしか知らない」といった状況でも、情報を整理することで調査方法を検討できる場合があります。
自分で無理に相手を探し出そうとせず、まずは現在分かっている情報を探偵へ伝え、必要な調査範囲を相談することが重要です。

【総合探偵社 シークレットジャパン福岡】
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