北九州・福岡の探偵の中には、違法性のある業者がいるとの噂もあります。

探偵の調査に違法性がないかどうかは、

・合法⇒尾行や張り込み、聞き込み、夫婦共有物へのGPSや盗聴器の設置

・違法⇒探偵業の届出がしていない、なりすましによる聞き込み、不正アクセスによる情報入手、人の所有物へのGPSや盗聴器の設置

などを基準に判断すると良いでしょう。

探偵と言えども違法な手段で入手した証拠は、法的に認められません。

それどころか、相手とトラブルになったり、訴えられてしまうリスクが!

今回は、探偵の調査に違法性はないのか、見ていきましょう。

違法性のない調査方法はコレ!

探偵の調査に関するルールは、基本的に探偵業法で決められています。

つまり、探偵業法に基づいて、

・尾行や張り込み

・聞き込み

・夫婦共有物へのGPSや盗聴器の設置

などでの調査を行うのは、違法には当たりません。

これらの調査は一般人だとストーカー行為として、訴えられてしまう可能性があります。

でも、探偵業の届出をした探偵の場合は、業務として調査を行うことが認められています。

探偵の調査で違法性のない調査方法を、3つ挙げてみました。

尾行や張り込み

探偵業の届出をした探偵が認められているのが、まず「尾行や張り込み」による調査。

一般人がこれをやると、場合によってはストーカー行為と見なされることも!

探偵の場合は仮に警察に目を付けられたとしても、探偵であることを名乗れば大丈夫です。

常識的な範囲を超えさえしなければ、そのまま調査を続けることができます。

聞き込み

探偵の重要な調査手段と言えば、尾行や張り込みの他に「聞き込み」もありますよね。

聞き込みも探偵業法で認められているので、基本的に合法的な調査方法です。

・本格的な調査の前に行う調査

・ターゲットに関する情報収集

聞き込みが行われやすいのは、主に上記のような場合です。

北九州・福岡のプロの探偵なら、プライバシーを守りながら調査してくれるはずです。

夫婦共有物へのGPSや盗聴器の設置

「夫婦共有物へのGPSや盗聴器の設置」も、探偵の調査手段として合法です。

GPSや盗聴器、盗聴カメラなどを設置すると、

・浮気相手と会う場所や日時が分かる

・浮気相手との浮気現場が押さえられる

・浮気相手と出かけた場所が分かる

など、証拠集めにつながる情報が収集できる場合があります。

但し、夫婦共有物は依頼者のものなので、設置する場合は依頼者の許可が必須です。

探偵が設置して良いか聞いてきたら、合法な調査としてひとまず安心して良いでしょう。

違法性のある調査はコレ!

北九州・福岡の全ての探偵が、違法性のない調査をしているとは限りません。

中には怪しい探偵もいて、

・探偵業の届出がしていない

・なりすましによる聞き込み

・不正アクセスによる情報入手

・人の所有物へのGPSや盗聴器の設置

など、違法な調査を行っているところがあるのも確か。

このような探偵に依頼しても、公の場では堂々と証拠として使えないですよね。

後々トラブルになる可能性もあるので、違法な調査をしている探偵は絶対に避けるべき!

探偵の調査で違法性のある調査方法を、4つ挙げてみました。

探偵業の届出がしていない

違法に営業している事務所には、「探偵業の届出がしていない」なんて言うところも!

探偵業の届出をきちんとしている探偵なら、

・福岡県公安委員会 第〇〇号

・福岡県探偵調査業協会 会員No.〇〇

など、公安委員会への届出番号や協会の会員番号が記載されているはず。

このような番号は大抵は事務所内の目立つ場所、ホームページなどに記載されています。

もしどこを調べてみても見つからない場合は、怪しい探偵である可能性が高いです。

なりすましによる聞き込み

「なりすましによる聞き込み」も、違法性のある調査方法です。

怪しい探偵によくありがちなのが、

・ターゲット本人やその家族

・ターゲットの知人

・ターゲットの会社

・警察官や保険調査員、宅配業者、水道や電気の業者

などになりすまして、ターゲットに関する情報を入手すること。

情報提供者に恐怖感を与えたり、情報をバラまいたりするのももちろん違法です。

不正アクセスによる情報入手

違法性のある調査方法と言えば、「不正アクセスによる情報入手」もです。

スマホの所持が当たり前になっている現代では、

・ネットワークを通してスマホのパスワードを入手

・ターゲットのスマホに遠隔監視アプリをインストール

などの方法で、メールやSNSの内容を見れてしまうことも!

通話を聞いたり、盗撮したりなどもできてしまう時代なんですね。

もちろん、これらは違法な調査で、犯罪行為に当たります。

人の所有物へのGPSや盗聴器の設置

「人の所有物へのGPSや盗聴器の設置」も、違法な調査に当たります。

依頼者の所有物に、GPSや盗聴器を設置する時でも許可が必要。

ただ、ターゲットの所有物となると、許可を取るのが難しいですよね。

それで勝手にGPSや盗聴器を設置してしまう、悪質な業者もあるのだとか。

ストーカー規制法違反、プライバシーの侵害に当たるので要注意です。

まとめ

探偵の調査に違法性はないのか、まとめてみました。

・合法⇒尾行や張り込み、聞き込み、夫婦共有物へのGPSや盗聴器の設置

・違法⇒探偵業の届出がしていない、なりすましによる聞き込み、不正アクセスによる情報入手、人の所有物へのGPSや盗聴器の設置

北九州・福岡で探偵に依頼する時は、まずは探偵業の届出の有無を確認しましょう。

あとは説明を聞いた時や調査中に、疑問を持った調査方法があれば確認してみることです。

違法な調査で証拠を手に入れても、大変なトラブルに巻き込まれてしまう可能性が!

そうなる前に悪質な業者の存在に気づいて、トラブルを回避できると良いですね。