「借金癖のある人が周りに複数いる!」なんて言う方だと、その複数の人は何となく考え方が似ているのでは?

具体的な心理を挙げてみると、

・プラス思考⇒「何とか返せる」「細かいことは気にしたくない」「今がチャンス」

・罪悪感なし⇒「借金は誰でもしている」「借りたお金は自分のもの」

・責任転嫁⇒「借金は収入のせい」「借金はストレスのせい」

など、何とも歪んだ考え方がいっぱいですよね。

大丈夫だと思っている人ほど本当は大丈夫じゃないし、借金に対する反省の色もないんです。

今回は借金癖のある人の心理を、3つの項目に分けて挙げていきます。

借金癖は歪んだプラス思考から!こんな楽天家は危険!

借金癖のある人は歪んだ考え方を持っていて、プラス思考の楽天家でも危険なことが多いんです。

「この人はプラス思考だから大丈夫!」

「この人は楽天家だから大丈夫!」

こんなふうに思っている方は相手の借金癖が酷くなって、初めて大変な事態に気付く可能性大です。

借金癖の心理の中でも歪んだプラス思考について、詳しく見ていきましょう。

借金癖がある人の心理①何とか返せる

借金癖のある人のプラス思考に多いのが、「何とか返せる!」と言う心理です。

何とか返せると思って借金した結果が、

・実際には返せずに借金が膨らむ

・周りの人に借りたお金で借金を返す

・借金の返済期限が先延ばしになる(延滞金も付いてしまう)

となることも!

漠然とした気持ちで借りたお金は、そう簡単に返せる訳がないですよね。

借金癖がある人の心理②細かいことは気にしたくない

借金癖のある人の心理として、「細かいことを気にしたくない」のもよくありがちです。

・お金の細かい計算はしたくない

・家計簿やお小遣い帳を書くのが面倒

・足りない分は借金で補えばいい

・勢いでお金を使ってしまう(人によく奢ることも!)

細かいことを気にしないのは、裏を返せば大らかでいい性格でもあります。

でも、お金に関してはきっちりしておかないと、大きな出費になってから苦労しますよ。

借金癖がある人の心理③今がチャンス

「今がチャンス!」なんて言う心理も、借金癖のある人に多くあります。

・こんなイイ品物、他ではなかなか無い(買い物)・今やらないとキレイになれない(エステやファッション)・次は絶対に当たる(ギャンブル)
自分のお小遣いの範囲でチャンスにかけるなら良いのですが、借金してまで怪しいチャンスに食い付く人もいます。
それくらいにチャンスは強力なもので、家族や周りの人が邪魔しようと思っても難しいでしょうね。

借金癖のある人は借金に対する考え方も恐ろしい!

借金とは無縁の人からすると、借金癖のある人の借金に対する考え方はかなり恐ろしいものですよ。

借金をさも当たり前のように考えていたり、借金を自分のお金のように考えていたり。

こんな考え方では借金癖になるのも、借金が膨らむのも無理はありませんよね。

借金癖がある人の心理の中でも、借金に対する考え方について詳しく見ていきましょう。

借金癖がある人の心理④借金は誰でもしている

借金癖のある人は「借金は誰でもしている」と、当たり前のように考えていることがほとんどです。

特に親や親戚、友達、知人などの周りの人に借金癖のある人がいると、借金が当たり前のように感じられてしまうことも!

相手の人間関係は簡単にリセットできるものではないので、本人が何かのきっかけで正しい考えができるのを期待するしかありませんね。

借金癖がある人の心理⑤借りたお金は自分のもの

「借りたお金は自分のもの」なんて言う考え方も、借金癖のある人に多いですよ。

確かに、自分名義で借金をするなら、借金は自分のものです。

但し、借りたものは後で返さなければいけないので、慎重に使わないと後で大変なことに!

もしかしたら借金を返す気がなかったり、踏み倒そうとしたりする人もいるかも知れませんね。

借金癖のある人は借金を何かのせいにしたがる!

借金癖のある人には、借金を何かのせいにしたがる人も多いんです。

「借金は自分のせいではなく、○○のせいだ!」と言ってしまえば、確かに簡単ですよね。

でも、簡単に責任逃れできるからこそ、次々と繰り返してしまうんです。

借金癖のある人の心理の中でも、借金を何かのせいにしたがることについて詳しく見ていきましょう。

借金癖がある人の心理⑥借金は収入のせい

借金癖のある人が「借金は収入のせい」なんて、言っているのを聞いたことはありませんか。

「自分の収入では足りないから、借金をしなければいけないんだ。」

そう言いたいのでしょうが、

・本人の収入はいくらなのか?・余分な出費ばかりが増えていないか?
が、重要なところです。

出費が収入以上に増えてしまったら、当然赤字になりますからね。

借金癖がある人の心理⑦借金はストレスのせい

「借金はストレスのせい」と言うのも、借金癖のある人がよく考えがちなことです。

・買い物依存症

・ギャンブル依存症

・借金依存症

このような借金癖に繋がりやすい病的な症状って、確かにストレスが関係していることが多いですよね。

でも、ストレスの解消は借金ではなく、お金を使うこと以上の楽しみを見つけるのが効果的です。

その方が無理がなくて長く続けやすいですし、体質的にメンタルが強くなれますよ。

まとめ

借金癖のある人の心理を、3つの項目に分けて合計7つまとめてみました。

・プラス思考⇒「何とか返せる」「細かいことは気にしたくない」「今がチャンス」

・罪悪感なし⇒「借金は誰でもしている」「借りたお金は自分のもの」

・責任転嫁⇒「借金は収入のせい」「借金はストレスのせい」

借金癖のある人のプラス思考は歪んでいますし、借金したからと言って罪悪感もありません。

場合によっては収入のせいだとか、ストレスのせいだとか人のせいにすることもあります。

借金癖のある人がここまで歪んでしまうと、家族だけで解決するのは難しいかも知れませんね。

こんな時は必要に応じて専門家に相談して、今後の対策方法を慎重に考えていくのがおススメです。