借金癖のある人と言うと「忍耐強さに欠けている人」とか、「経済観念のない人。」なんて思いませんか。

確かにその通りなのですが、借金癖が付くのって実は複雑な要素が関係しているんですよね。

・親とか親戚⇒借金癖がある、金遣いが荒い、お金の価値を教えていない

・他の家庭環境⇒お金が自由に使えない

・本人の性格⇒高価なものに依存する、見栄っ張りで競争心が強い

借金癖には親とか親戚・家庭環境などの育ち、本人の性格など色々な要素が絡み合っているんです。

今回は、借金癖に繋がる可能性のあるものについて、育ちや本人の性格を中心に説明します。

借金癖は子供の頃の家庭環境にある?どういう家庭環境だとリスク大?

借金癖は成人してから、出来上がるものであるかのように思っている方が多いです。

借金は大人でないとできないものだからこそ、そう思ってしまうのでしょうね。

でも、実際には子供の頃の家庭環境・育ちが、借金癖に繋がることは結構多いですよ。

どういう家庭環境・育ちだと借金癖が付くのか、危険な家庭環境をいくつか挙げていきます。

親とか親戚に借金癖がある

危険な家庭環境と言えば、まずは「親とか親戚に借金癖がある状況」です。

とは言っても、親とか親戚から借金癖の遺伝子を、丸ごと受け継ぐ訳ではありません。

小さい頃に親とか親戚が頻繁に借金しているのを見ている人なら、借金が当たり前のように感じられてもおかしくありません。

他人から借りたお金をさも自分のお金であるかのように、感じてしまう人もいるくらいです。

親が金遣いが荒い

危険な家庭環境と言えば、「親が金遣いが荒い状況」もよくありがちです。

自分のお小遣いの範囲でお金を使うのなら良いとして、明らかにお小遣いの範囲を超える無理なお金の使い方をする人もいます。

こういう人が親だと金遣いの荒さが、子供にとって当たり前のように感じられてしまうに違いありませんね。

親が借金を免れたにしても、子供が親のお金の使い方を真似して、借金地獄に陥る可能性も十分にあります。

お金の価値を教わっていない

子供の頃に「お金の価値を教わっていない」と言う方も、借金癖が付きやすく注意が必要です。

・クレジット決済

・リボ払い

・電子マネー

・スマホ決済

借金を多く作るリスクの高いお金の支払方法と言えば、主に上記のような方法がありますよね。

親からこれらの支払方法のリスクをきちんと教えられていないと、軽い気持ちで使ってしまうことも!

手元にお金がなくても支払ができる便利な方法ほど、気付いた時に大変な出費になっている場合が多いんですよ。

借金癖の悪化を阻止するなら、支払方法を現金のみにするか、こまめに利用金額をチェックするよう心掛けるべきです。

お金が自由に使えなかった

子供の頃に「お金が自由に使えなかった」と言う経験も、借金癖に繋がる可能性大です。

・お小遣いは全て親が管理していた

・親にお小遣いを貰えなかった

・貧乏で欲しいものを買えなかった

子供の頃にお金が自由に使えなかった経験と言えば、大体こんなことでしょう。

「好きなもの好きなだけ買う。」のも良くないですが、「お金が自由に使えない。」のも良くないんです。

貧乏なのは仕方ないにしても、せめて記念日くらいは子供を楽しませてあげられると良いですよね。

借金癖に性格的な要因もある?リスクの高い性格とは一体?

借金癖は育ちばかりではなく、もちろん本人の元々の性格も大きく関係しています。

その性格は親から受け継いでいる場合もありますし、結局の所は育ちが関わっている場合もあります。

あるいは、突然変異的に現れた性格も、十分にあり得ますよね。

借金癖に関係しているのはどういう性格か、リスクの高い性格を挙げていきましょう。

高価なものに依存してしまう

借金癖に関係している性格と言えば、まずは「高価なものに依存してしまう性格」です。

・ブランドの服とかアクセサリーばかり買う

・高価なコレクションが趣味である

・高級店での外食が日常化している

・車をすぐに買い替える

・ギャンブルや有料ゲームにはまっている

高価なものに依存する方に多いのが、上記のような理由です。

借金癖に繋がるほどのお金の使い方は、病気の部類に入る可能性も大いにあります。

病院で診察を受けたら、「買い物依存症」「ギャンブル依存症」「ゲーム依存症」などの診断が出ることも!

場合によっては、専門的な治療を受けなければいけない場合もあるので注意が必要です。

見栄っ張りで競争心が強い

「見栄っ張りで競争心が強い性格」も、借金癖に結び付きやすいです。

・人よりも高価なものを身に付けたい

・人よりもいい生活をしているように見せたい

・異性とか後輩に奢っていいところを見せたい

・お金のかかる趣味だけど人に負けたくない

見栄っ張りと言うことは「良く見せたい」と言うことでもありますし、競争心が強いと言うことは「誰よりも良くありたい」と言うことでもあります。

良く見せるのも誰よりも良くあるのも、お金を使わないと成し遂げられないのでは大変ですよね。

まとめ

借金癖に関係しているものについて、育ちや本人の性格などを中心にまとめてみました。

・親とか親戚⇒借金癖がある、金遣いが荒い、お金の価値を教えていない

・他の家庭環境⇒お金が自由に使えない

・本人の性格⇒高価なものに依存する、見栄っ張りで競争心が強い

借金癖は本人だけの問題のように思われがちですが、実は育ちも大きく関係しているんです。

小さい頃に親とか親戚に受けた影響、自分の置かれていた家庭環境は、大人になってからの借金癖に繋がる危険性があります。

とは言っても、既に付いてしまった借金癖に関しては、親とか周りの人を責める訳にも行きませんよね。

どこで出費が増えてしまっているのか、今後どんな対策をしたら良いのか、上手く今ある問題と向き合っていけると良いですよね。