「夫（あるいは妻）が信じられない！」と思いつつも、浮気と考えて良いか見極めに悩むコトはありませんか。
実のトコロ、法律上の浮気の定義は、
・夫（あるいは妻）に不貞行為アリ⇒浮気
・他の異性と肉体関係アリ⇒不貞行為
・浮気相手の意思に関係なく肉体関係アリ⇒不貞行為
となっています。
不貞行為に当たるかの見極めでは、肉体関係を結んだかがポイントで、
・風俗店への出入り⇒不貞行為
・連絡、会う、キス⇒不貞行為に当てはまらず
となります。
今回は法律上の浮気の定義に関して、浮気の見極めポイントと合わせて説明しましょう。
民法で浮気に関する記載アリ！法律上の浮気とはコレ！
法律上の浮気の定義と言えば、実は民法に浮気に関する記載があるんですよ。
離婚裁判や慰謝料請求などで裁判を起こす場合には、法律で記載のある浮気があったか、行為の裏付けとなる証拠が要ります。
裁判で有利な証拠を集めるためには、最初に「あなたの夫（あるいは妻）が本当に浮気してるのか？」正しく見極めるコトです。
夫（あるいは妻）のしている浮気が、法律上の浮気の定義に該当するかどうかを、チェックしてみましょう。
夫（あるいは妻）に不貞行為アリ＝浮気
法律上の浮気の定義として民法には、「夫（あるいは妻）に不貞行為があった場合」と言うふうに記載があります。
明らかに夫（あるいは妻）の不貞行為だと思っていても、裁判を有利に進めるためには、あなたの確信だけではダメなんです。
あなたが確信した内容を、どういうふうに裁判で有効な証拠にするか、しっかり作戦を練っておきましょうね。
不貞行為＝配偶者以外の異性と肉体関係アリ
法律上で言う「不貞行為」とは、「他の異性と肉体関係を結ぶコト」です。
肉体関係の見極めがなかなか難しいトコロで、
・異性との肉体関係⇒不貞行為に該当する
・同性との肉体関係⇒不貞行為に該当せず
・肉体関係なし⇒不貞行為に該当せず
となります。
無駄な裁判をしないためにも、証拠集めは異性との肉体関係を裏付けるものを用意しましょうね。
不貞行為に浮気相手の意思は関係ない
「浮気相手の方にその気がないなら、不貞行為に当たらないのでは？」と心配している方はいませんか。
でも、浮気でポイントとなるのは、「他の異性と肉体関係を結ぶコト」なんです。
肉体関係を結んだ事実がある限りは、浮気相手にその気があろうとなかろうと関係ありません。
「他の異性と肉体関係を結んだコト」が明らかな場合は、浮気と見極めて早めに今後の方針を考えましょう。
不貞行為になる行為、不貞行為にならない行為をチェック！
法律上の浮気の定義に当たるのか、不貞行為に当たるのか、見極めに悩んでいませんか。
こんな方は初めにセルフチェックをして、それでも見極めが難しければ探偵などのプロに相談してみると良いですよ。
具体的にどんな行為が不貞行為に当たるか、どんな行為だと不貞行為に該当せずなのか、順番に挙げていきましょう。
肉体関係を持ったかどうかがポイント
不貞行為になるかならないかで、もっとも重要なポイントは「肉体関係を結んだかどうか」です。
基本的には、
・異性と肉体関係を結んだ⇒不貞行為に該当する
・異性を肉体関係を結んでいない⇒不貞行為に該当せず
となるので、浮気に該当するのは異性と肉体関係を結んだ場合だけです。
裁判のための証拠集めももちろん、異性との肉体関係がはっきり分かるものを用意してくださいね。
風俗店への出入りも不貞行為になる
「風俗店への出入りは、遊びなら浮気にならない。」なんて、思っている方もいるのでは？
でも、風俗店への出入りでも異性と肉体関係を結んでいれば、不貞行為になってしまうんです。
法律上の定義で考えると、
・風俗店での接客
・客として風俗店に出入り
などは、商売のつもりでも遊びのつもりでも法律的には十分浮気になります。
とは言え、浮気相手が風俗で知り合った相手となると、旦那や浮気相手への慰謝料請求は難しいものです。
「証拠を残しておくことができれば、役に立つかもしれない。」くらいに考えておきましょう。
連絡・会う・キスでは不貞行為にならない
連絡や会う、キスでラブラブな感じが漂っていれば、何となく不貞行為に該当しそうな感じがしませんか。
確かに、これだけでも浮気は十分疑わしいのですが、法律上の不貞行為とするには不十分なんです。
いかにも肉体関係があったかのようなラブラブメールを見つけたとしても、残念ながら裁判を有利にする証拠にはなりません。
もしあなたの夫（あるいは妻）が他の異性と連絡・会う・キスしているのを見掛けたら、ひとまず泳がせておきましょう。
どうせ裁判に向けて動き出すなら、ラブホや風俗店に出入りした確実な証拠を2回より多く押さえるのがベストです。
裁判に向けて何をしたら良いか、どんな証拠集めをしたらいいか分からない場合は、探偵に相談してみると良いですよ。
まとめ
法律上の浮気の定義に関して、浮気の見極めポイントと合わせてまとめてみました。
まず、法律上の浮気の定義としては、
・夫（あるいは妻）に不貞行為アリ⇒浮気
・他の異性と性的関係アリ⇒不貞行為
・浮気相手の意思に関係なく性的関係アリ⇒不貞行為
となっています。
不貞行為になるかどうかの見極めとしては、
・風俗店への出入り⇒不貞行為
・連絡、会う、キス⇒不貞行為に該当せず
と言うふうに、肉体関係の有無が重要なポイントとなります。
もちろん、裁判に向けて動き出す場合は、第三者が見ても「他の異性との肉体関係」が、はっきりするような証拠を集めてくださいね。
証拠集めや裁判で多少なりとも不安を感じたら、早めに探偵事務所に相談すると良いですよ。
